株式会社マエダハイジニア

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いろいろな規準に従って設置された排水設備も、適正な排水設備点検及び排水管清掃が不可欠です。

人が快適な生活を営むためには、その生活の場へ電気、ガス、水の供給が不可欠です。

そして、電気は光や熱や動力となって消費され、ガスは燃焼して人の役に立った後、炭酸ガスや、水蒸気、一酸化炭素へと変化して大気中へ放散されてしまいます。使用後、後始末のための排電気管や排ガス管などを必要とせずその場で無くなってしまいます。

ところが水を使うということは、庭に散水するなどの例外を除いて、水が消費され無くなってしまうのではなく、給水装置から供給されたきれいな水を汚濁することであり、この汚濁された排水は速やかに排除されなければならないのです。

衛生的環境を維持するために、水を使用する場所には用途に適した形の水受け容器及びそれに続く排水管を設置し、ここに流された排水は排水管によって屋外桝又は建物内排水施設にだされ、さらに公共下水道に流れ込み、最後は終末処理場に入って処理され、きれいな水になって公共水域に放流されます。屋内排水設備は、このような一連の下水システムの起点となります。

いろいろな規準に従って設置された排水設備も、経年とともに異物(油脂分、雑ゴミ、尿石、水アカ等)の付着などによる流下機能の低下、配管の腐食劣化の進行、これらに伴う漏水事故等の器物損害(飲食店などであれば営業不能)などないよう本来の機能や強度が長期的に、かつ経済的に維持されるために、適正な排水設備点検及び排水管清掃が不可欠であります。